ミクメルカイトとせっきーの部屋

VOCALOIDと一緒に曲を作ったりして暮らしているブログ

起業家ごっこが流行っているようですがKISEKI工房はそれはしない

今、漫画描いてます

今、KISEKI工房のプロモーション(?)も兼ねて漫画を少し描いています。

また変な細かい部分に凝り出してキリが無いね。

相変わらず間違った方向の完璧主義が拭えないけど、以前よりはたぶんだいぶマシになってますよ。

あまり疲れないし。

私はもっと手を抜けるように頑張らないといけないなぁと常々思っております。

 

 

ところで私ははじめ、KISEKI工房に来てもらうメンバーさんをどうやって集めようか?って考えた時にいつも受注側で使っているクラウドワークスとか、ココナラを使って、発注者側になってコンテンツを作ってくれる人を雇おうと考えていました。

というかこのためだけにわざわざココナラに登録してしまった。結局まだ使ってない…

 

人を雇って起業家ごっこ?それでいいんですか?

今の時代は、誰でも簡単に「人を雇える」。

それこそ中学生だろうと大学生だろうとニートだろうと、お金があればだいたいOK。

現実、ネットビジネスに乗り込むとか起業しただとか息巻いている、そんな学生って今いっぱいいるよな。

「起業家」というのはもはやママゴト遊びとかと同じなんだね。

さすが若さ!勢い!って感じだが、見てるとちょっと恥ずかしくなるのは何なんだろう…

将来この人たちがどんな道を歩むのか、年寄りのワシは襖から覗いていよう。

 

で、結局、KISEKI工房のメンバー集めにクラウドワークスやココナラを使うのは辞めたのだった。

KISEKI工房は最初、単純にひとつのビジネス的なものとしてやって行けたら良いなぁとも思ったんだけど、それ以上にワイドでボーダーレスな創作の場にしたかった。

そのためには、他のウェブサイトがやっている「人を雇って(主にライターの方たち)ウェブサイトを運営して行く」という一種のテンプレートが当てはまらないと思ったんだよ。

それでは、お金で人と繋がることになってしまう。

当たり前だけど。

そしたら、お金を払えなくなったらその人たちとの関係は終わりだし、どんなに頑張ってもビジネスだけのドライな関係しか築けない。

これでは、単なるウェブサイト以上の大きい発展は見込めないと思った。

 

サークルとか知らんけど面白いことしたい

私は今まで趣味のサークルとかに入ったことが無いんだ。

みんなが当たり前のようにやっていたコミケでの出店とか、まったく仕組みが解らない。

KISEKI工房は、たぶんそういうサークル的な集まりになって行くとは思うんだけど、私がそういう無知な人間だから全然的外れで突拍子のないことを言い出すかもしれない。

でも、それがもしかしたら爆発的に広がって大きなアイディアになったりするかもしれないし、たぶん問題点は誰かが指摘してくれるんじゃないかと思う。

 

私はKISEKI工房をビジネスにするにしてもただのサークルやコミュニティにするにしても、みんなで一緒にワイワイ楽しくできないならやる意味は無いと思っている。

 

みんな「ビジネス」って言うととにかくお金を儲ける仕組みはどうしようとか稼ぐにはどうすればいいかとかそればっかり考えるけれど、私はお金が活動の原動力にならない人間なので(過去の経験から分析した結果)、そこに力を入れる意味が解らない。

お金は欲しいし必要なんだけど、お金もらえるならじゃあやります!ってならないんだよ…

きっと、私が欲しいのは地位と名声というか、そんな大げさなもんじゃなくても、ただ単純に「せっきースゴイね!!面白いね!!」って喜んでもらえることが一番エンジンになるんだと思う。

 

 

余談だけど昔はそんなふうに喜んでもらえても、悲惨なことに私はそれを受け取ることができなかった。

「え?本当にそんなにスゴイ?お世辞でしょ?口だけでしょ?」って。

なんて失礼な人間だったんでしょう……

今思うと殴り倒してグチャグチャのミンチにしてやりたいぐらい醜い人間でしたね。

 

そういうのが失礼だってことに気付いた私は、とにかく受け取る練習をしてなんとか普通の人間になれた。

自分を自分でぐりぐり褒めまくったのだ。

それがけっこう、人からの感謝や賞賛を素直に受け取る練習になったよ。

人からの好意を受け取るのが苦手な人は是非やってみてくれ。

 

量産型ウェブサイトもそろそろ飽きたし

今、クラウドワークスなどで大量にライターさんを雇って(低賃金)、どこかで見たような似たような記事を量産して運営して行く形態のウェブサイトがすごく多いし、案の定、問題も起きたよね。

そんなサイトがGoogle検索にひしめき合うままなら、もうみんながネットから離れて行くのも時間の問題だと思う。

テレビがみんなに見捨てられたように、ネットもそうなるだろう。

お金のことばかり考えていたら、結局何も産まれてこないのだと思う。

儲かってる所の真似をすれば良いのだから、アタマのイイヒトは真似っこで要領良く結果を出して満足してあぐらをかく。

それこそ「起業家ごっこ」以外の何者でもない。

脳みそなんであんだよ。

 

 

お金だけじゃなくこの世に「価値」を生み出して初めて「起業家」だと思う。

お湯を注ぐだけで食べられる麺を発明したり、指でスッスッとつつくだけで操作ができる電話を発明したりネ。

そこまで行かなくてもみんなの服を洗ったり、お弁当を配達したり、本を印刷したりするのも起業だろう。

少なくとも、そこら辺で拾って来た文章を適当に言い回しだけ変えてしかも正確性も何も調べないままハイどうぞなんてのは、起業家というよりは空き缶拾いのホームレスおっさんに近い。

でもホームレスおっさんより意識高そうだからタチ悪いな。

そんな残飯みたいな文章出されてもリピーターは付かんぞ。

 

コミュ障なりに地道にやるのです

だから、いくら無知だからといってもそういうウェブサイトを模倣しても仕方ないな… ということだけはちょっと解ったので、じゃあどうすればいいかな?って思ったんだけど、昔ながらの掲示板とか探せばけっこうあるし、ツイッターやブログなどで一人一人地道に声を掛けていけばいいじゃないかと。

 

もちろん、全員から良い返事をもらえるだなんてハナっから思ってないからドッキドキだ。

だって私は過去断られたり相手にされなかったことのほうがたぶん多いからね。

でも、だからこそ、たまに良い返事をいただけるとたまらなく嬉しい。

失敗は多いほうが良いなと、長年生きてきて今少しずつ実感している。

まだまだ何度も失敗はするんだろうけど、それはもういいや。

 

メンバーさんを全力アシスト絶賛プロデュース

お金を払わないことにした代わりに、メンバーになってくれた方たちには全力でアシストを行う予定です。

たとえば、漫画家デビューを目指している方にはどんどんKISEKI工房で漫画を発表してもらって良いところを突出させてあげる。

それは一言コメント欄でもできるだろうし、直接「ここが良かったから今度こうしたら面白そう」っていうのを伝えることでもできると思う。

あるいは、その漫画の世界観で音楽を作って動画形式にしてみるのも良いアプローチになるかもしれない。

 

あとはメンバーさんが増えてきたら積極的にコラボ活動をしてもらいたいと思う。

私の手がどこまで追い付くかわからないけど、そこまで来たらもうKISEKI工房もだいぶ大きなコミュニティになっているだろうから、助けてくれる人もいるんじゃないかな。

 

というわけでまだまだ色々考えておりますので、興味のある方は是非!

そして漫画お楽しみに。

あと少しなので近日中に出せます。

では、また。