自分が好きなものがわからなくなったら
これは今度作る予定のホームページ用の絵。
自分は結局何が好きなんだろうな?
前にもどこかに書いた気がするが、たとえば「漫画が好き」って言っても漫画のどの辺が好きなのか色々あるわけでネ。
「絵が好き」「キャラクターの動きが好き」「登場人物たちが住んでいる街の景色が好き」「セリフが好き」……などなど。
私は漫画が好きだったけど漫画を描く能力はなかったんだなあとつくづく感じるのは、そもそも漫画というよりはアニメーションの方が好きだったということと、キャラクターとかストーリー自体には特にこだわりがなくて、ただその流れというか「空気が好き」だったことに帰結する。
…気がする。
空気って私にとって本当に身近過ぎてよくわからないけど、空気の中には「匂い」とか「音」とか「色」とかが入る。
それが好きなんだ。
それをどうするんだって聞かれたら困る。
別にどうもしないし、いい匂いがしたら幸せだし、知らない音が聞こえたらビックリする。
なるべく好きな匂いと色に囲まれていたいんだけど、ずっと同じじゃすぐに飽きてしまうんだ。それが私だ。
「生活感」が欲しいんだと思う。
そこで誰かが生きている、暮らしている、息をしている。
それだけでいいのだ。逆にそれが無いと嫌なのだ。
だから、病院なんてのは「死」だね。
生きた心地がしない。
あとはモデルルームとか行ったことないけど、多分あれもダメだ。面白くないからすぐ帰っちゃうだろうな。自分が暮らすことを想定してそこに行くんだったらまた別かな? わからんけど。
だから、部屋はちょっとだけ散らかっている方が良い。
誰かが居た痕跡は安心する。
集合住宅でも階上の住人とか隣人とかドタバタすっけど、うるさい!と感じたことは一度もないし、うるさい!って思う人の脳ってどうなっているのか気になる。鬱の手前なんだろうか?
ドタバタしてくれると「ああ、人がいるなあ」と思って安心する。
その代わり、夜中に一人で下手な歌うたってたりパソコンに向かってボソボソ喋ってるのも聞かれてるとは思うけど、気にしないことにしてる。
自分が好きなものがわからなくなったら
自分が何が好きか?っていう問いに答えられるようになるには、まず、今自分が本当に食べたいものだけを食べるようにするところから始めると良いと思う。
たとえば、ダイエットしていたとして、「私は今、ものすごくカレーが食べたい。でも夜中にカレーを食べたら太るので味噌汁にしておこう。」とか、そういうことをやめるということ。
というか、この場合、味噌汁を飲もうがカレーを食べようが、翌日は太っているはずです。
私の経験則から言うと。
なぜかと言うと、「太り」の原因は99%ぐらい「不満」だから。
こういう場合に一番良いのは、「私は今、ものすごくカレーが食べたい。よっしゃ!カレー食うぞ!!ウマーー。ごちそうさま!」っていうのが一番良い。
本当だよ。
やってみ。
食べた時に少しでも「太る……」と思ったらそこであなたの負けです。ハイ、アウト。
話が逸れたけど、そういう自分が本当にしたいことを日々確認するのが一番手っ取り早い。
もし今、あなたが自分の本当に好きなことがわからなくなっているとしたら、それは今まで自分に対して何か嘘ついたり隠したりしてきたことの積み重ねだから、それを崩していけば良いのです。
いっぺんに崩すのは多分大変だから、氷を溶かすように徐々にやるとよろしい。
全部溶けたらそのうちマンモスも目覚めるでしょう。
というわけ。
とりあえず、世田谷ベースみたいな場所が私は好きです。
知らない街の景色も好きです。
でも人の撮った写真とか見ても萌えないのだよ。
やっぱり自分で生で見たいのだ。
だって私は「空気が好き」なんだから。