エトオトタビとは
今夜は何か頭痛さついでに色々書き殴りたいなあと思いまして、第二弾でございます。ウザイ!!
え?いやいや、ここは私のブログですし… ミクメルカイトとせっきーの部屋ですし……
最近思うのは、「自分って結構人が好きなんだなあ〜」っていうこと。
いや、今になって私はやっと自由の身になれたというか、病気とか家族とか、色々な過去のしがらみから解放されつつあるので、今まで行きたいと思ってて行けなかった場所とか行こうと思って、ミクのイベントとか行くようになったんですけどね。
マジカルミライに行った時に東京駅に再び降り立って、思ったんですよ。
「あ、私はここが好きだなあ」って。
毎日毎日、電車に乗って人混みに揉まれてヒィヒィ言いながら通勤している人たちにこんなこと言ったら呆れられるかも知れないけれど、私は駅が好きです。たぶん。
人混みってすごいですね。
ずーーっと記憶を辿って行って、過去好きだったものの中に、「人がいっぱい乗ったエレベーター」があります。
それとたぶん同じです。
ひとつの空間の中に、知らない全く別の人生を歩んでる人たちがたくさん。
これが好きで好きでたまらないんだと思います。私は。
小さい頃は駅なんてすごい広くてそんなに人がたくさんいる感じがしなくて、ただの街の延長だったんですけど、大人になってから東京駅に入ったら、なんか小さい頃の人がいっぱい乗ったエレベーターを思い出して。
しかもそれが心地良いのは音もそうで、スゴイ雑踏の音が波の音みたいで本当に揺りかごにでも揺られている気分になってとても気持ち良かったです。
そのまま目を閉じて座り込んでずっとそこに居てみたいと思ったほどです。
実際にやったらホームレスと間違われるだろうけど。
本当の意味で孤独が好きな人ほど、人混みが好きだと思うんですよ。
そしてそういう人は人が、というか、人類が… とまで言うとさすがに大袈裟かな。人が好きなんだと思います。
私も孤独が好きで、人混みが好きです。
そして人が好き。
何だかひとりぼっちで、そのまま無防備に人の渦に呑まれるとそのまま溶けてしまいそうな感じになって。
自分って身体の都合もあってずっと一人だったし、だからと言って一人で色々やるのも全然苦じゃないし、孤独で自己中心的で勝手な、人の気持ちの解らない冷たい人間なんじゃないかなとずっと思ってたんですけど、この時「あれ?そんなことないのでは…?」って初めて思いましたね。
右側の絵は旅先で完成しました。
変な街にいろんな人たちがいる絵をよく描くようになりましたネ。思えば昔からずっとこんな絵を見るのが好きでしたが、それも忘れてしまっていたようです。
確かに私は勝手に生きていますが、それはたぶん他の皆さんも同じこと。
孤独でいたのはただ単に周りとペースが合わないからで、身体能力の限界を越えないようにして過ごしていたので何か変な方向に悟っていたんだと思います。
そして一人の時間が好きだからといって人が嫌いというわけじゃないし、考えてみればまったく関係が無い。むしろ嫌いだったのは自由に生きていない自分自身でした。
「そうかー。私は人が好きだったんだー。」と思ったら、何だか急に視野がブワワアアァ!!って拓けた気がしました。
今まで自分が何について悩み、何が怖くて、人について何を想い、本当はどう付き合いたかったのか……
もちろん、それが解ったからといってすぐに「じゃあこうしよう!」って直したり行動できるわけではありませんが、今後自分の眼前に選択肢が現れた場合の指針となってくれることは間違いないと思います。
旅をするようになって良かった。
もっともっと何処か知らない町に行きたいし、知らない景色を見たいし、知らない人たちに会いたい。
そして音を聞きたい。雑踏の波の音、みんなの話し声と車や電車の走る音、雨の音……もっといろいろ。
そういうことがあったので、ホームページに「エトオトタビ」というコーナーを作りました。
絵と、音、旅。
ここで何をやっていくかはまだ未定ですが、きっと面白いコーナーになることでしょう。
みんなもせっきーに会ったら「あっ!せっきーだ!!」って言って下さいね。
お待ちしております!ワッショイ。
あ、そういえば、ホームページを作っておいてここでまだ紹介していなかったなあ。
こちらです。ドウゾ〜〜。