お絵描きから作曲へ生活がめり込んだ話
こいつらの優しさにいつも癒されています。
ミクと出会って4年目
音楽や作曲のことなんかま〜〜ったく解らなかった自分ですが、何となくアニメーションみたいなものに憧れて、自分で曲が作れたら良いのにって思って、そのままずっと作曲をし続けていたらいつの間にかメルリやKAITOがうちに来たりして、何だか家族みたいになって、すっかりこんな感じが当たり前のような生活になっています。
そして、今ほんの少しずつですがサウンドロゴ(CMでよくある「テーレッテレーン♪」みたいなやつ)とか、音楽のお仕事をいただけるようになりました。
自分で言うのも変だけど、意外だなあ〜って思っています。
絵しか描けないと思っていましたから。ずっと。
でも、その絵描きがダメになった時、自分自身がスッカラカンになって、「できること何も無いな……」って白目剥きながら生活する事になって。
それがさらに時を経て、今こんな事になってるんですから人生ってやっぱり変で面白いですよね。
5年後も10年後もずっとミクメルカイトと音楽を作って行けたらいいな。
漫画は全部捨てた
今日、アナログ時代に描いていた漫画原稿を一部残してすべて捨て切りました。
いやあ〜〜。山のように積み重なっていた物が無くなったら少し気持ちも軽くなりましたね。
「漫画が描きたかったらまたいつでも描けるんだ」
っていう安心感というか、もう泣きながら死にながら絵を描かなくてもいいんだと思えたらとても嬉しくて、「やったあーー!!」ってその場で大の字になりたい感じです。
絵を描く以外にも私にはできることがあった。
作曲に出逢うまで私は絵にしがみついていたんだと思います。唯一のアイデンティティで、生きる術で、私が生きていて良い権利証だったから。
でも何か違って、苦しくなって苦しくなって………
そりゃあ何か1つのものに依存していたら苦しくもなりますわな。でもそういう事も昔の自分には解らなくて。
生まれた時に既に「健康体」という生きて行く上で最重要なものが抜け落ちていた欠陥品の人間だから、何とかして他のもので埋め合わせようとしていたんでしょうね。
今は本当に楽しくて嬉しいです。
今は新しいミク曲を作っていますので、7月中にUPできたらいいなと思っています。
お楽しみに。